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止めねじ方式の取付け

止めねじ方式のベアリングユニットを軸に取り付けるには,止めねじを規定のトルク値で2本均等に締め付けます。

NTNボール入り止めねじは,振動や衝撃荷重などがある場合でも緩みにくいように図3のような構造になっていますが,特に内輪と軸のはめあいすきまを小さくした場合は,止めねじの先端(ボール)のあたる軸の一部を図4のように0.2〜0.5mm程度平らに削って締め付けると,軸受を軸から抜く場合に抜きやすくなります。

図3   図4

軸への取付け手順

  1. 止めねじの先端が軸受内径面より出ていないかを確かめます。
  2. ユニットを軸に対し直角になるよう支持し,こじれないように挿入します。この時に衝撃を加えたり,スリンガをたたいたりしてはいけません(図5)
  3. 軸受箱を機械の所定の位置に確実に取り付けます。
    六角ボルトの締付けトルクはこちら
  4. 六角レンチを止めねじの六角穴に確実にはめ込んでから,表2に示した締付トルクを目安として2個を均等に締め付けます(図6)
図5   図6

止めねじをより確実に固定する方法

衝撃荷重を受ける場合,ベアリングユニットとしては比較的高速回転(dn=30000以上),低荷重(ベルトテンションのみ等)連続運転の場合は,以下の方法を追加することで,さらに確実に止めねじと軸を固定できます。

  1. 軸受箱固定後,止めねじを締め付ける前に,軸受箱を木またはプラスチックハンマで軽くハンマリングします。(軸受と軸の“かじり”を防ぎます)
    →上記手順3と4の間に行います。
  2. 設備の試験運転後,必要に応じて止めねじを推奨締付トルクにて増締めします。
    →上記手順4の後に行います。