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アダプタ式軸受(テーパ穴)の取付け

図7

アダプタ方式のベアリングユニットを使用すると,衝撃荷重や振動のある場合、耐ゆるみ性は止めねじ、偏心カラー方式と比較して最も優れています。

ただし,大きなアキシアル荷重が作用する箇所には使用できません。

軸への取付け手順

  1. スリーブのテーパ部がほぼ軸受中心に合うよう位置決めします。軸にスリーブをはめるには,切割部にドライバなどを入れて拡げると,簡単にはめ込むことができます。スリーブは取り扱いやすいように,ナットがプーリなどの反対側になる方向に向けて取り付けます(図7)
  2. ベアリングユニットをスリーブにはめ,ナットを付ける側の軸受内輪の側面に全周にあたる円筒状の当てを付け,スリーブの大径側を←方向に全周にわたって軽く打ち軸受内輪をスリーブのテーパ部に密着させます(図8-a)
  3. 座金を入れ,ナットを手で充分締め付けます(図8-b)
  4. ナットの切欠部に治具(ドライバでもよい)を当てハンマで打ち,ナットが60°〜90°回転したところで止めます(スリンガを打たないよう注意してください)。
    必要以上に締め付けると,軸受すきまが減少したり,内輪が変形して,発熱,焼付き事故の原因になるため,締付後手回しで軸がスムーズに回転するか確認します。
  5. ナットの切欠きに合致した座金の外側の爪を一枚曲げて回り止めをします。
    ただし,座金の爪を曲げて回り止めを行うとき,切欠部を合わすためナットを戻してはいけません。
  6. 軸受箱を機械の所定の位置に確実に取り付けます。
    六角ボルトの締付けトルクはこちら
図8-a

図8-b