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偏心カラー式軸受の取付け

図9

偏心カラー方式は,止ねじ方式と異なり,偏心カラーを軸の回転方向へ締め付けて軸と内輪を固定します。確実に固定され,内輪の変形も少ないですが,正逆回転する装置には偏心カラーが緩むおそれがあるため推奨できません。

軸への取付け手順

  1. あらかじめ軸受箱を取り付けるフレームの剛性,平坦度などが運転条件に適応しているかを確認します。
  2. 軸端のかえりの有無を確認するとともに,偏心カラーの止めねじの先端が内径面より出ていないかを確かめます(図9)
  3. ユニットの軸受箱をフレームに確実に取り付けます。
    六角ボルトの締付けトルクはこちら
  4. ユニットにアキシアル荷重がかからないようにユニットと軸の位置を正確に定め,偏心カラーを挿入します。
  5. 内輪に設けた偏心凸部に偏心カラーの偏心凹部をはめ込み,軸の回転方向へ手回しし,仮り締めします(図10)
  6. 偏心カラー外周部に設けた穴に棒を当て,図11のように軸の回転方向に回るように打ちます。
  7. 偏心カラーの止めねじを軸に締め付けます。その締め付けトルクの推奨値は表3の通りです。
図10   図11